日本台湾後援会、中国の圧力を非難 台湾の国際参加支持を表明

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日本台湾後援会は、台湾の頼清徳(中華民国総統)が予定していたエスワティニ王国訪問が延期された問題について、中国による政治的圧力が背景にあるとして、強い懸念と抗議を表明した。

声明によると、頼総統の訪問は出発直前、関係国が航空機の上空通過許可を撤回したことで延期を余儀なくされた。日本台湾後援会は、この措置について単なる技術的・行政的理由ではなく、中国が第三国に対し経済的威圧や政治的圧力を行使した結果だと指摘している。

同会は「航空通過手続きは安全性と中立性に基づくべきだ」としたうえで、中国が制度を政治目的で利用し、台湾の国際活動を制限していると批判した。

声明では、中国によるこうした行為が台湾の正当な国際活動の権利を侵害するだけでなく、国際制度の信頼性や予測可能性を損なうと指摘。「国際秩序に対する実質的な損害」であるとの認識を示した。

また、台湾について「自由民主主義国家」であると位置付け、その政府および国民が国際社会に参加する権利は不可侵であると強調。威嚇や強制による対外交流の妨害は、国際法の精神や普遍的価値に反すると訴えた。

日本台湾後援会は声明の中で、以下の6点を明確にした。中国による台湾への外交威嚇・政治圧力の強い非難
台湾の国際参加の基本的権利への断固たる支持
制度の政治利用による国際秩序の歪曲への反対
各国に対する自主的判断の維持と外部干渉の排除の要請
国際社会に対する具体的措置による圧力抑制の要求
日本政府に対する台湾支持強化と地域安定への取り組み要請

同会は今回の問題を単なる外交案件ではなく、中国による制度的影響力拡大を通じた国際体制への「構造的挑戦」と位置付けた。

そのうえで、「この状況を放置すれば国際秩序の公平性がさらに損なわれ、地域の安定にも深刻な影響を及ぼす」と警鐘を鳴らし、国際社会に対し自由・民主・法の支配という基本価値の堅持と具体的対応を求めた。

日本台湾後援会は今後も国際的なパートナーと連携し、台湾の国際的地位と尊厳の維持に向けて取り組む姿勢を示している。

日本台湾後援会声明
日本台湾後援会声明
日本台灣後援會聲明
日本台灣後援會聲明

2026.04.27